住宅用火災警報器の悪質訪問販売等の発生事案
消防庁に寄せられた悪質訪問販売等に関する事案を紹介します。
鳥取県益田市
 男性2人が来て、「住宅用火災警報器がありません」「回覧が回っているはずだ」と話し、
台所の壁に1個設置し、19,900円を請求した。契約書にサインし請求金額を支払った。
契約書は市に提出するといって持ち帰った。
福島県いわき市
 販売員1名が訪れ、「住宅用の警報器が設置義務になりました。そのうち、消防署で
点検に来ますので、設置したほうがいいですよ」といわれ、1個21,000円で計2個購入した。
(その後クーリングオフ制度に基づき手続き中)
秋田県横手市
 60歳代女性(一人暮らし)宅に「市から来ました」と男性2人が訪問。
今度住宅用火災警報器が義務になり取り付けますと言い、押し売り的で怖くなり断ったが、
ずかずかと入り、台所に1個取り付けた。22,000円を請求され現金で支払うと、
2週間くらいしてから領収書を送るといって帰っていった。その後怖くなり通報した。
岩手県九戸郡
 70歳後半の夫婦の家庭に本部の方から来た、と男性2人が訪問し、
住宅用火災警報器の設置が義務になり、取り付けなければならないといって、
家の中にずかずかと入ってきた。お金がないと言って断ったが、
毎月1,500円ずつのローンでも良いと言われ、購入を勧められた。
以前にも高額な消火器を買わされたことがあるので、その場は断ったが、
来月また来ると言って帰った。その後心配になり、消防団員に相談した。
兵庫県明石市
 高齢者宅に男性3人が訪れ、「電気の安全で、漏電予防のため法律が改正され、
警報器を設置しなければならなくなった」と消防法令改正の印刷文を見せて説明している間に
他の男たちが機器らしいものを取り付けた。そして30万円を請求したが手持ちがないことを伝えると、
12月7日に受け取りに来るから用意をするように伝え、立ち去った。
12月6日午後1時前ごろ、先の男から電話でお金の確認があり、
数分後に受け取りに来たので支払った。取り付けられた機器は全く感知機能などなく、
住宅用火災警報器等の類ではないもの、また残していた工事終了証明書、
領収書などに記載されている事業署名や電話には該当がなく、詐欺行為であることが判明したため、
その旨を当事者に伝え、警察へ通報した。